甲斐国ロングトレイル PASaPASA 2022 4日目

甲斐国ロングトレイル PASaPASA HIRAGA JUN CUP 2022
4日目11月11日、甲斐国ロングトレイルHIRAGA JUN CUPは快適すぎた下部ホテルに後ろ髪を少し惹かれながら4日目のスタートです。

今日の村長さんもスペシャルです。
なんと身延山武井坊の小松住職登場です。
小松上人を先頭にまず身延山久遠寺へ向かいます。

大きな三門、本堂へ続く菩提梯=ぼだいてい(287段の段差の大きな石段、標高差約100m)、迫力のある大鐘の鐘撞、出だしからその風景に心を揺さぶられます。

そして身延山山頂にある奥の院思親閣へ。
ここは小松上人の職場。
この久遠寺から思親閣への道中、みんな小松上人に質問しまくりです。
山頂の思親閣では、各自、心を込めて祈っていました。


4日目核心部、南アルプスフロントトレイルへ進みます。
けっこうワイルドな感じを味わえる場所なのです。
右手に富士山、左手に南アルプス南部。

人気(ひとけ)のないトレイル。
美しい紅葉。
永遠に続く大天井への上り坂、倉尾山へのロープ地獄、足馴峠付近の夕焼けに照らされたカラマツ林。
みんなでいいペースで走りました。

このルートは体力がある人はとても楽しめるルートです。
想定より2時間半ほど早く、キャンプ地の「池の茶屋駐車場」に到着。
みんな調子あがってきた感じです。

実は池の茶屋への途中で、フルマークスの仲間が富士見山付近にエイドを開設しようとしてくれたのですが、事前に出していた計画表より私たちの行動がだいぶ早くて、彼らは余裕をもって動いていたはずが、ちょうどギリギリセーフで到着した、なんていうことがありました。
「なんか遠くから変な声がするな~」って思っていたんです。
その変な声は、僕たちに存在を知らせる変な声だったのです。
そして彼らの大きなザックから食料がたくさん出てきて、広げた途端に選手が数分で食べてしまう、よそから見たら、まるで山賊にやられたような画でしたね。
合流できて本当に良かったです。
ありがとう!


甲斐国ロングトレイルHIRAGA JUN CUPは4日目の夜ご飯を迎えています。
到着が早すぎたため、米福のお米が到着していません。
米運び担当の西澤さんは「はやすぎだよ!」と一言。
ここは標高1800m池の茶屋駐車場。

富士川町に給水車を提供していただきました。感謝です。
そして、シェフは、なんと白馬の人気ガレット店の三八商店より松井夫妻が助っ人に来てくださいました。
松井さんには今回のロゴマークも作ってもらいました。
おいしい肉団子と温かいスープをいただきました。白いご飯にとても合いますよ。
サウナトラックもいます。
標高が高いため、寒いのでとても助かりました。

夜は、語る人、食べまくる人、早く寝る人、サウナに入る人、それぞれの最終夜を過ごしていました。Good night…………

photo by
📸@fujimakisho
📸@doryu_3754

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